めしまりの日

日本漆器協同組合連合会では、１１月１０日を「漆塗りのお椀でご飯をいただく記念日」（めしまりの日）と制定しました。

　11月10日（1，1，1，0）はOne(椀)、One、One、マリの日。

伝統的な和食では一般的だった一汁一菜で必要なお椀(マリ)三個の語呂合わせです！

　新鮮な野菜と少しのタンパク質で、健康に良い和食文化を漆器から再発進するもので、

和食の歴史を考えて、陶磁器やガラスなどと同じように、自分にあった漆塗りのお椀で、

家族と、恋人と、気心の知れた仲間と、炊き立てのご飯を食べて頂きたい、そんな想いで制定しました。

　木製のお椀は熱を伝えにくいので、炊き立てのご飯ならほんのり温もりを感じることができるうえに、

漆には抗菌性、抗ウイルス性が認められていることからも衛生的で、修理も可能な木製の漆塗りのお椀は、

LOHASな生活にピッタリです。

　かつて西洋人が憧れ、日本の伝統的文化を代表するものとして今日に受け継がれてきた漆器を日常の食卓に

加えてみて下さい。

　また11月は漆器に関係する記念日がいくつか制定されていることに加え、農林水産省が「和食」の普及を

目的とした官民協働の取り組み「Let’s!和ごはんプロジェクト」の集中活動月間である「和ごはん月間」として

いることから、新たな漆器月間としてスタートします。